通関士の就職の範囲を拡大したいなら

就職・求人のあてを探すところを確保するために

通関士の資格は、通関業者で最大限に発揮されます。通関士の就職は、「探す範囲に困らない」ということができますね。
流通業界や商社といった、貿易とかかわりがあるところでも、就職のあてが見つかることもあります。

それでは、通関士の資格をとれたら就職活動もとても簡単になるでしょうか? これについてはそう簡単にうなずくことはできません。特殊な業界ならではの、特殊な都合が働くからです。

だからといって、「通関士の就職状況が暗い」という意味ではありません。そこは誤解なきようにお願いしたいところ。

しかし、通関業者のある場所はもともと限定されますし、全国のどこにいても就職できるというわけにはいかないですね。港湾や空港をはじめ、通関業務が発生するところをよくチェックするに越したことはないでしょう。必要に合わせて転居することも視野に入れるべきではないでしょうか。

また、欠員が四六時中出ているかどうかはわかりません。中途採用等の場合なら、あまり出てこなくても不思議ではありません。ハローワークや各種の求人媒体等を普段からチェックする習慣を持ったほうがよいでしょう。
人材コンサルティング会社を使ったり、派遣会社の紹介予定派遣制度を使ったりといった、ちょっと変わったコースを応用することも、状況によっては検討したいところです。

とにかく大事なことは、試験に受かる前から、時間を見つけてそのあたりの探りを入れておくことと、合格後は使える手段はどんどん使って、チャンスをしらみつぶしに見つけようとする努力をすることでしょう。

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