通関士試験の科目とアウトライン

通関士試験の科目はどれくらい複雑で専門的? 

通関士の試験科目は、毎年大きく変わることはありません。しかし問題の難易度は平均してとても高くて、勉強するときはさっぱり気を抜けません。

それでは、科目単位でその特徴をチェックしてみましょう。

●1 通関業法

※(平成27年は、選択式問題が10問で35点、択一式問題が10問で10点という構成)

通関業者や通関士の登録や配置に関しては、細かな法律がありますが、これがそれらを束ねた法律です。
この法律の理解を問われます。

●2 関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法

※(平成27年は、選択式問題が15問で45点、択一式問題が15問で15点という構成)

関税は、通関士のことを聞いたことがなかった場合でも何のことだかイメージできるでしょう。
貿易では、入ってくる輸入品に税金を加算しますね。その関税絡みの法律がたくさんあるのですが、それらの理解を問う問題が並びます。

以下の6タイプの問題から出題されるのが慣例です。

A.関税法
B.関税定率法
C.関税暫定措置法
D.NACCS特例法
E.外国為替、外国貿易法
F.ATA条約の実施に伴う特例法

●3  通関書類の作成要領とその他通関手続の実務

※(平成27年は、選択式問題が5問で10点、択一式問題が5問で5点、
計算式問題が5問で10点、選択式・計算式問題が2問で20点という構成)

通関士の日常の業務に深くかかわる問題が出るのが、この科目。
書類のつくり方や、飛ばしてはいけない手順等が主題ですから、興味を深く抱いて取り組むことと、演習を徹底して行うことが大切です。

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