通関士は貿易実務検定とどう違うのか

貿易実務検定と比べたら

通関士になることは決して簡単なことではありません。しかし、貿易に関係した世界に飛び込みたいのであれば、目指すのは大いに意味があります。貿易関係の資格はほかにもありますが、通関士は貴重な国家資格ですし、1回で(1年以内で)合格できるチャンスがありますから。

たとえば、貿易実務検定という資格があります。貿易実務検定資格とは、通関事業者で働くよりも貿易関係の事務全般にかかわりたい場合や、商社等に入りたい場合によく推奨されている資格です。

貿易実務検定の資格は確かに、一部の商社等では積極的に評価する傾向があります。ただし、A級からC級まで分かれているため、取得する際にそれなりの時間を要すると思ったほうがよいでしょう。C級であれば難易度は低いですが、A級となるとそうはいきません。また、あくまでも民間資格であり、ステータスでは通関士に一歩を譲ります。

貿易実務検定の資格は、カリキュラムを通して体系的な知識を身に着けるチャンスを持てます。それなりに勉強に熱中する価値はあるでしょう。そのため、通関士の合格者がダブルライセンス目的で手を出すことはあります。
通関士の資格を取得して実務をはじめてから、貿易実務の勉強に着手するのであれば、いいアイデアになるでしょう。貿易の勉強は生涯を通して続けるものですし、実際に通関事業者内で働いていれば、自分のテリトリーや専門もできますから、貿易実務の勉強をすることで役立つことを首尾よく発見できるはずです。

次のページ