通関士は国際航空貨物取扱士とどう違うのか

国際航空貨物取扱士と比べたら

通関士の資格で手に入るメリットのひとつが、短期合格のチャンスが誰にでも与えられること。貿易や流通のことを全然知らなかった人でも、一生懸命に勉強すれば、そしてその勉強方法が適切であれば、1発合格ができるのです。うまくいけば、半年かそれを少し超えるくらいの期間で合格可能です。

ほかの資格ではそうはいきません。貿易に関係する資格は、探したら続々と見つかるのですが、通関士のようにうまくいくとは限りません。たとえば「国際航空貨物取扱士(ディプロマ)」という資格があります。国際航空貨物取扱士の資格、真摯に取り組むなら非常にやりがいはありますし、ステータスもあるのですが。
しかし国際航空貨物取扱士は、合格するまでに少なくとも1年半はかかってしまいます。これは、指定されたカリキュラムを在宅でこなすことが要求されているためです(合格率は通関士よりは楽ですが)。また、極端に難しいわけではないものの、問題文は必ず英語で記載されます。短時間で英語を読み取る能力は身に着けないといけません。

国際航空貨物取扱士の資格は、日本だけではなく海外と連携した資格です。海外でも同じ基準で試験が開催されており、その意味では通関士のような国家資格とは対極にあります。
いずれにしてもこの資格は海外でも通用する資格です。また国内でも、「輸出混載業務」を行う現場に就業するなら、おおいに役立つはずです。通関士に合格したあとであれば、ダブルライセンス目的で狙うという考え方は成立するでしょう。